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2023年10月03日

火野正平とうちゃこ日記(449)2016年秋の旅 兵庫 たつの市A BS日本縦断こころ旅


たつの市2.jpg

寒河江幹です。

2020年8月7日の、「蔵出しスペシャル」で再びこちらが取り上げられました

2016年秋の旅、兵庫・たつの市の2回目です。
本日は御津町・新舞子海岸です。
「天高く馬肥ゆる秋と申しますが、秋の旅11回目ですけど一回も天高く見たことがありません」
「おはようございます。大きな台風が対馬にいるそうです」
曇り空を見上げます。「これは揖保川」
揖保川を背景にお手紙を読みます。

【二人で行けなかった海岸】たつの市御津町

44年前の高校3年生、地方の進学校で勉強とクラブの両立に悩みながらの受験生でしたが、それなりに青春を謳歌していました。
初めて交際した彼とはもっぱら放課後にお城や喫茶店、家の電話でクラブや友人のこと、進路・将来の夢などを話していました。
クラブの練習や試合、模試などでなかなか会えないとき彼が「デート」を企画してくれました。
それが新舞子海岸です。
バスの時間も調べ、彼は準備万端…しかし、私のクラブの試合が入り、急遽キャンセルに…
後日「海岸に岩場があってそこで手をつなごうと計画した」と笑いながら白状しました。
手を合わせたことはあってもまだ繋いだことはなかったのです。
彼はその1ヶ月後、急病で亡くなりました。
私たちは還暦を過ぎましたが、彼はまだ18歳のままです。
正平さん、彼がどんな風景を私にみせたかったのか、見てきてくれませんか?




「手をつなぐ、だけ?これつきあったというのか?」
「正平さんはどうだったんですか?」(スタッフ)
「18歳の頃ですか?それはもう勉強一筋、僕は25歳くらいまで女の子見たことなかった。一応子供は21でできているんですけど…」
そんな冗談を言っていると、鳥の大群が旋回して川に下りて行きます。
「たぶん台風で避難してきたの」(スタッフ)
そんなボケた推測に「帰って!」
そんなこんなで出発。今日は11qの道程です。

中学生が自転車で走っています。
「今から学校?」
「帰りです」
「早いんやな」
コスモス咲く道を走ります。
「ストップ、今年初めてのつくね」
ガマの穂です。
「つくねみたいでしょ」
ちょっと降りて水路を覗くとおびただしい貝がいます。
ついでにコスモスを撮ります。
すると遠くにBカメが待機していて手を振っていました。
高島屋ビルで昼食。
洋食屋さんなんだけどうどんもあります。
オムライスを注文。
「あれどっかで見た顔だね」
おばあさんが水を運んできました。
「佐藤浩市、最近は坂上忍かな?」
デミグラスソースではないソースでした。
帰り際やっと
「火野正平」
「正解」
思い出しました。
 
中学生がお店前でたむろしている前を通過し再び揖保川沿いに。
「あと4〜5q、歩いていくか?」
休憩。
「いいシェパードがいる」
ワンワン吠えられています。
正平さんが近づくものだからシェパードも困っています。
金網に『ここで遊んではいけません』
猫じゃらし・秋の草が生い茂っています。
広いハッパの上にカエルくんがいました。
「カエルくんいたね、バッタ君もいたよ。あっチョウチョもいた」
正平さんは渡良瀬橋を口ずさみます。
BGMに渡良瀬橋がかりました。
賑やかな声がします。
小学校の下校時のようです。
自転車がキーキー言っています。
修理しているときにお母さんが子どもを連れてきて記念撮影。
「あっ新舞子」
入口がありましたがそこからが長いです。
「おやまあ」
立派なBeach Houseがありました。
海岸に出ました。
地元の人に岩場を聞きます。
「ここが手をつなごうと思った岩場だそうです」
再び浜に出て、座ってお手紙を読みます。
彼が見せたかった風景を映します。

「雨は最後まで降らなかった。ちょっと波が荒くて穏やかじゃないけど彼が見せたかったのは穏やかな海であの岩も見せたかった(んじゃないだろうか)」

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posted by 寒河江幹 at 04:46| Comment(0) | こころ旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする