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2023年10月18日

火野正平とうちゃこ日記(464)2016年秋の旅 島根県 出雲市 BS日本縦断こころ旅


出雲市.jpg

寒河江幹です。

2016年秋の旅、580日目 出雲市です。
「あら始まっちゃった。おはようございます。これがシジミで有名な宍道湖」
草の上に椅子を置いてお手紙を読みます。

ちょっとブレイク ⇒ 林家ぺー余談ですけど

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【岩海岸にある健治兄貴の秘密のトジ】出雲市

昭和30年代の小学生の初夏、2年上の健治兄貴と2人でアワビ取りに行きました。
その日兄貴は私を初めて自分のトジ(アワビやサザエの多い秘密の場所)へ私を連れてきたのです。
そこは岩海岸の真ん中にある大きな岩でした。
兄は言いました「潜って採ってこい」
私は水流に吸い込まれそうで怖くて押し黙って座り込みました。
しばらくして兄は無言で服を脱ぎ始めました。
無言で動くときの兄は相当に怒っているはずです。
兄は大きな息を数回してバシャット潜りました。
数十秒で浮き上がってきた兄の両手には大きなアワビ3個ありました。
兄は得意げに「ここには一人では来るなよ。流れがきつい時には潜るなよ、実に危ない」
そして「初夏に1回だけ来てアワビを獲ること、全滅させるなよ」と言いました。
結局私はその穴に潜ることは大学生になるまでありませんでした。
祖父母・父母・兄3人は天国に行き、実家には今は誰もいません。
私は現在65歳。
貧乏の中一生懸命に働いた彼らに、その穴でアワビを獲ってささげたいと思っています。




結論
「大学生になって潜れなかったのだから、65歳になっても潜れません」
地図を広げ小伊津を確認します。
直線距離は近そうですが、峠越えになります。
出発。
宍道湖沿いの綺麗なサイクリングロードをしばらく走ります。
「あら大きな白鳥がいる」
チャリオを止めました。
「でっけなぁ〜、でも目ちっちゃいなぁ〜。見える?それで」
「足、でっかいなぁ、暑いと煽ぐんだよな」
「君たち夫婦?」と問いかけますが「『?』みたいなクビしてる」

踏切の音が鳴りだしました。
近くの駅に「しまねっこ」が描かれているピンクの車両が止まりました。
正平さんに気づいた方々が窓から手を振っています。
次の駅は
「その〜」
再び走り出すと
「お腹すいていますか?」(スタッフ)
「ラーメン食いてぇなぁ」
尾道ラーメン「鼓六家」に入りチャーシューメンを注文。
「尾道ラーメンと言えば背脂ですね。おいしいです」
小伊津6Km地点を過ぎるといよいよ峠越えです。
「そこから輪行します」(スタッフ)
ということで一旦峠下のバス停に止まります。
「おいらそういうのはね、ありがたく頂きたいタイプです」
次のバスまで1時間余りあるので散歩していると地元の人と遭遇。
「もう500mぐらいでトンネルになってあとは平らになります」
と聞いたためバスに乗らず再び走り出しました。
トンネルを抜けると下り坂に入り、もう一つのトンネル「小伊津トンネル」を越えると眼下には狭い場所にひしめき合う家並みが見えました。
「この中の一つに実家があったんだね」
チャリオで街を右手に見ながら下っていきます。
地元の方に「トジ」という言葉について質問すると、どうもだいぶ前から使っていないようでした。
そして、岩海岸に沿って岩場を見つけます。
山というより崖の上に灯台がありました。
その前から階段で洗濯岩のような岩海岸に降り、大岩を探します。
「1500万年前の地層だって」(スタッフ)
大きな岩と小さな岩、たぶんそこかなぁという場所に水中カメラを入れます。
穴はありましたがアワビは映っていませんでした。
岩の上に座って再びお手紙を読みました。

岩海岸を遠くから映します。
ザーという潮騒の音。
昨日の福浦の海の音とはやはり違います。

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posted by 寒河江幹 at 06:49| Comment(1) | こころ旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする