火野正平とうちゃこ日記（466）2016年秋の旅 山口 岩国市 BS日本縦断こころ旅

寒河江幹です。

2016秋の旅、581日目は岩国市美川町（みかわまち）への旅です。
「おはようございます。山間なのにずいぶんお家ある」（岩国市錦町）
「コイがいっぱい、おおきいな」末広橋にいます。
椅子に座って川をバックにお手紙を読もうとして封を開けると
「Ｗｈａｔ？」
写真が出て来ました。
最初は何の写真かわかりませんでした。

ちょっとブレイク　⇒　林家ぺー余談ですけど

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【鉱山跡地にかかる小さな橋ときれいな川】岩国市

以前は玖珂鉱山と言ってタングステン日本一の時もありました。
今は村おこしで第３セクターとしてムーバレーに。
高台にある洞窟を地底王国と呼びたくさんの人が訪れています。
地底王国は父がカンテラもって入り作業していたところです。
今はライトで照らして明るく昔の面影はありません。
むかしの鉱山がたくさんの人様に知られ、幸せます。
道路から対岸に小さな橋が架かっています。
20数メートルですが父はその橋を渡って仕事にかかったことでしょう。
私の実家は山ノ内部落にありまして家はあるのですが住んでる人はわずかです。
寄った折縁側にカンテラが転がっていて懐かしくて胸が熱くなりました。
私は今隣町の周東町に住んでますが、時々帰る折鉱山が見えますと妙に安心して足が止まります。
以前は主人が息子を連れて夏になると川で泳ぎ、今は息子が孫を連れて。
みんなきれいな川が大好きです。

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読み終わって写真が何かわかりました。
「カンテラです」
「今日はお弁当を買うそうです」
近くのＹＡＭＡＺＡＫＩ　ＳＨＯＰで賞味期限切れのパンをもらいコイにえさをやります。
たくさん寄っていきます。
大きなまま入れて、どういう風に食べるか試しています。

出発。
まずは川沿いに下り錦川を渡りました。
そこに駅があり左折すると川沿い、しかも線路沿いの細い道を通ります。
「狭」
自転車がやっと通れるくらいの幅です。
その先は山道に入りました。
「あんりまぁ、きれいな水」
チャリオを止めてみています。
再び山沿いの道をギターのＢＧＭに乗せて進みます。
右に折れて沈下橋を歩いて渡ります。
その先の河川敷でお弁当にします。
コロッケ弁当。
総勢12名。

再び出発。
山ノ内集落に入りました。
ネコがお出迎えしています。
紅い橋がありましたが渡らず、再び山深いところを通っているときれいな水が澄んでいるところで再びチャリオを止めて見とれています。
「山に吸い込まれるようにどんどん入っていく、ホ〜」
せせらぎの音が強くなりました。
ハァハァハァ、少し上り坂です。
「おっと『出合』とうちゃこ」
真っ赤な楓が一本ありました。
小さな橋を渡り地底王国に入っていきます。
「うわぁ〜深いわ」
大人￥1450
「毛利の頃から銅などをほっていた」
そうです。
「よく掘れたな」
洞窟を見て回ります。
「あれ抜けた」
外光が見えます。
ずいぶん高いところに出ました。
「ここから下へ掘ったんだ」
洞窟神社がありました。
正平さんは、出合のバス停の前に立って再びお手紙を読みました。

「鉱山というよりも冒険施設になっているけど、固いのに掘っていたんだなとわかった」
橋を映します。
水のせせらぎが聞こえます。

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