寒河江幹です。
正平さん、ストライプのワッチキャップと白淵メガネ、グレーの緩やかな上下を着て現れます。
「おっはよーございます。伊勢です。秋の旅11日目、海を見とらんのよ。今日あたりは海の匂いがします」
海の方を見渡します。
「宮川大橋があるけど宮川大助かと思った」
宮川堤公園の堤防に座ってお手紙を読みます。
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【大湊の海】伊勢市
50年ぐらい前、私はオルガン教室に通っていました。
友達がよく
「今日は家族で出かけるので早く帰らせてください」
って早引きしていくのを羨ましく見ていました。
ある日、うちも父が
「今日仕事終わったら海つれてったるでな」
と言って仕事に行きました。
私は嬉しくてオルガン教室の先生に
「今日、父ちゃんと海に行くので早く帰らせてください」
って言って早引きして帰ってきました。
父はまだ帰ってきてなくて母から
「そんなはよう帰って来んでもよかったのに」
と言われ、お昼ご飯を食べて待っていました。
嬉しくて嬉しくて父が帰ってきて大湊の海に連れて行ってもらい、父から
「もう、手しわしわやで帰ろか」
と言われても帰らず、父を困らせたのを覚えています。
大湊小学校の裏の海やと思います。
伊勢の大湊は強力(ごうりき)造船場があり父は船のペンキ塗りをしていました。
わけあって早く父と離れて暮らしたので、父との一番の思い出です。
地図を広げます。
伊勢市の中の宮川を見つけ大湊をすぐに見つけました。
「今日はもう秋の海を映します。誰もいない海」
今日も坂を下ってスタート。
彼岸花も咲いています。
大通りに出て左折、八百正という黄色い旗のお店でお弁当を仕込みます。
「あっ、栗ご飯ある。すごい低予算の番組なんです」
とレジの方に説明。
住宅街を通ります。
「あれ風前から来とるな、海風か?」
右折すると線路の高架下をくぐります。
踏切で電車が通り過ぎ、また遮断機が下りて黄色い特急が通り過ぎます。
堤防を降り左折し「渡し」あとに向かうと川に出ました。
そこの河川敷公園(宮川ラブリバー公園)でお弁当にします。
テーブルにビニールシートを引いてお弁当を広げます。
「お豆に高野豆腐にシイタケ煮、かぼちゃの煮つけにこんにゃく。おばあちゃん丼だよ。うまい」
川に沿って下ります。
「あれ河口じゃないか?」
その先にうっすらと半島も見えます。
一旦堤防をそれて大通りに出て信号で止まりました。
横のワンボックスを運転している女性に手を振ります。
窓を開けてくれ
「さっき見てましたテレビ」
「毎日見ろよ」
とかわいい奥様に言います。
途中道脇で派手な色のユリの群生がありました。
一本の茎に4つほど花が咲き、あっち向いたりこっち向いたりしています。
「八方美人ですね」
Bカメが田んぼ越しに通り過ぎる一行を捉えます。
宮川の支流の橋を渡って右折するとクレーンが見えました。
「GORIKI」と書いてある工場があります。
「ここでお父さんが船のペンキ塗りをしていた」
大湊町に入りました。
少し鄙びた旧市街という感じです。
ゴーリキマリンビレッジの看板の近くで若い男性に大湊小学校の場所を聞きました。
道なりに行くと大湊小がありました。
裏に回ってしばらく行くと海に出ました。
とうちゃこ
「あれが渥美半島、伊勢湾です」
砂浜を歩き海に出ます。
浜には貝殻がずいぶん打ち上げられています。
「こんなに貝あるのに臭くないね」
石でできた突堤に出ると
「あれ〜みんな来た」
遠くで小学校のお掃除の時間らしくごみ袋をもって生徒が海の清掃をしています。
子供たちをバックに石の上の突堤に座ってお手紙を読みます。
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