
寒河江幹です。
2018年春の旅、723日目は東彼杵町(ひがしそのぎちょう)です。
正平さん何やら山の階段を上がっています。諫早公園のようです。
「ヨイショ、おはようございます。ハァハァ、今階段上らされているところです。でっかい楠があるからと言って…」
「この番組山城が好きで…昔山城新伍さんと言って私に悪いことばっかり教えた人です」
いつの間にか楠が見えます。
「でか、国の天然記念物だって」
市内が見渡せる展望台に立ちます。
「いいところですね。ツツジがいっぱい咲いている」ベンチに座ってお手紙を読みます。
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【水神様】東彼杵町
私の心の風景の場所は 長崎県東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)東彼杵町(ひがしそのぎちょう)千綿宿郷(ちわたしゅくごう)にある水神様です。厳密にいうと、同郡内の川棚町(かわたなちょう)から水神様までの道程なのですが・・・
千綿は 私の母の実家があった所で 子どもの頃は 休みのたびに訪れていました。私は小6まで 佐世保市内の高台の住宅に住んでいて自転車には乗れませんでしたが(佐世保は坂道ダラケです)
中1で川棚町にひっこしてきて 初めて自転車に乗れるようになりました。
新しい自転車(カゴ付きママチャリ)を買ってもらって うれしくて・・・・
ある日ひょっこり思いついて 川棚から 千綿まで ひとりサイクリングを決行したのです。(無計画このうえもなく) 川棚から音琴(ねごと)あたりまでは快調にとばし その先の坂道も どうにか越えて(変速器はありませんでしたが・・・) 彼杵(そのぎ)・千綿と走り通して ようやく 祖母のいるはずの家へ着いたら 誰れもおらず留守でした。仕方なく 小さい頃からよく行っていた海岸に近い水神様で待つ事にしました。水神様のお社の中で休ませてもらおうと思ったのです(その頃は お社の中に自由に入れたのですが 今はどうでしょうか?)
くたびれて ちょっとひと休みと思っていたら 眠りこんでしまった様で 目をさましたら もうお日様は 西に傾いていました。祖母の家へ行くと 祖母はおどろいて 私の家へ電話をかけると 私の姿が見えないと心配していた両親が これも大さわぎとなりました。
でも 自転車で来たのだから置いて帰る事もできないし、足はパンパンだし・・・
でも皆の手前 自転車で帰りました。行きはよいよい♫♪ 帰りは・・・♬♫♪
帰り道 ライトを付けて帰ったのだけがうれしかった事と 帰ってから 両親から こっぴどくしかられた事をおぼえています。
今でも 通りがかりに水神様を見ると あの サイクリングを思い出します。
水神さまのお社のうすぐらい中、ひんやりした床 ほっとしたような気持ち 西日で赤く染まった格子のかげ、おどろいた祖母の顔 私の忘れられない思い出です。
正平さん、できるなら 私の川棚から千綿の水神様までのサイクリングを 再現していただけないでしょうか?
地図を広げ、諫早市を指さします。
諫早駅から上にたどって川棚駅を見つけ、輪行します。
場面はいきなり車内です。
いつものように先頭車両にいるとおばあさんが乗ってきました。
「座らないの?」
と声をかけると最初は訝しげに見ていましたが
「あら〜あなたは、テレビに映らさなさる、いや〜あなたとはじめて、正平さん(ここでやっと名前を思い出したようです)そうでしょ?いや〜うれしいねぇ」
正平さんの方をさすりながら
「うわ〜うれしいなぁ、元気もらいました」
「元気とられちゃった」
「偶然だわ〜うれしい、一生もの」
そのおばあさんは次の駅で降ります。
「元気でね、いや〜冷や汗かいた」
おばあさんは駅員と共に手を振って見送っています。
カッパの石像2体もありました。
川棚駅周辺を見渡し、レストランまゆみで昼食。座卓でレモンステーキを注文。
「こうやって食べるんですよ」
とご飯をステーキ皿に載せ、たれを絡めて薄い肉をまいて食べます。
川棚駅を出発。
大きな道路ひたすら行きます。
「背中暖かい、車多いな」
「後ろOKです」
右折して踏切を渡ると海沿いのコンクリート道になりました。
「車の音から海の音になったぞ」
しばらく海沿いを走り家が多くなり今度は旧道の一車線の道路に入ります。
橋を渡っているとき、ふと足を止めました。
「あれはなんだ?」
川に石を積んでサークル状になっているのが4〜5個ほどあり、一か所開けてあります。
「わかった、ヘリコプターから目の検査」
ちょうどヘリコプターが上空を旋回しています。
千綿宿郷に入ります。
古い家並みが続く住宅街です。
あるところで子供たちが遊んでいました。
「こんちは、ちょっと聞いてもいい?水神様教えて」
「こういったらあそこに見える」
子供たちがどんどん集まってきます。
小さい女の子が
「テレビなんですか?ええ〜?」
女の子4人、男の子1人はこども用自転車です。
みんなで水神様が見える橋のところまで案内してくれました。
「あそこ、おしっこするところの先」
だれかが
「うんこもする」
とも言っています。
「テレビに映ってる?」
小さい女の子は水神様なんかどうでもよさそうです。
「どこに住んでんの?」
「アメリカだよ」
「アメリカ〜?」
「もうみんな解散、バイバーイ」
素直に従う子供たちです。
しばらく川沿いに行き、
「おばあちゃんちこのあたりか」
次の橋のところを左折すると鳥居が見え水神様にとうちゃこ。
「水神様に入ってもよろしいの?」
水神様の扉は開いていて今でも中に入ってもよいようです。
「おじゃまします」
しばらく辺りを散策した後再び、社に戻り座ってお手紙を読みます。
鳥居越しに水神様が映ります。
カメラが引いていくと、ちっちゃなカワイイ社です。


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