火野正平とうちゃこ日記（725）2018年春の旅 兵庫 香美町 BS日本縦断こころ旅

寒河江幹です。

2018年春の旅、747日目は香美町です。
「おはようございます」白いキャップ黒のプルオーバーで登場。
「余部橋梁にいます」空を見上げると鉄筋コンクリートの橋梁がそびえています。
「昔ここでロケーションやったことあるけど、その時はあまり怖さを感じない時代でした」
海沿いに移動して岩の上に座ってお手紙を読みます。

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【かえる島】香美町

私が教えたいこころの風景は、香住町今子浦にあるかえる島です。
小さな入江の向こうにかえるの形をした島がありその前は小さな岩場になっていて、小エビや小魚がたくさん泳いでいます。
子どもたちが小さかった頃は、夏になるとキャンプをして、干潮になるとしおだまりがたくさんでき、よくカニや魚を捕って遊びました。
楽しかった日々は、あっと言う間に夢のように過ぎ、子どもたちは大人になり私たちは老後の心配をするような年になりました。
ですが、かえる島は昔と変わらずそこにあり、喜びにつけ、悲しみにつけ、私たちの人生を見守ってくれています。

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「これむかしカエル岩と言っていましたけど」
「最近名前が変わったようです」
「昔よく行った。岩を島に変えていいの？」
地図を広げます。
「あまるべ」あります。
「かすみ」という駅があってい今子浦にかえる島があります。
香住駅まで輪行。
歩いて駅のホームまで行きますが途中ねこが飛び出してきて玄関先にゴロンとなります。
思わず撫でてあげます。
「猫の舌ってなんでザラザラなんだろ」
歩いてホームまで行きます。
「鳩やん」にカメラを持たせエレベーターからの景色を映します。

香住駅前を出発。
漁師町を直進し海に出ます。
右折するとまもなく白い犬がいました。
正平さん止まって
「何歳？」
「7つです」
「女の子だ。俺も昔ラブラドル飼っていたの」
正平さんになつきます。
昼食です。
「中華久しぶりに食べたいですね」（スタッフ）
というリクエストがあったので「白龍」というお店にします。
名物のカニ味噌担々麺￥1200を注文。
「うまい。カニ味噌や」
目をぱちくりします。
食後店の前の水槽にいたザリガニを持ってきてくれた焼き豚で釣りあげます。

「さすが香住」
カニの看板が並びます。
入り組んだ漁師町を抜け大きな道路に出るとＢカメが突然いました。
少々坂を登ると「かえる島　トンネル抜けて左」という標識がありました。
トンネルを抜け坂を下ると駐車場。
とうちゃこ。
「今日の道のりはジャスト5�qです。近」
かえる島に近づきます。
「何かいねーかな」
いつの間にか網を手にしています。
小さな魚をすくいます。
水中カメラでアメフラシを撮ります。
かえる島に近づくと
「岩と言ってごめんなさい。島です」
と訂正します。
かえる島をバックに再びお手紙を読みます。

「俺何回目だろここに来たの？」
「ウミウシおらんかな？」








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