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2024年07月29日

火野正平とうちゃこ日記(746)2011年ディレクターズカット 長崎県 五島市福江島 BS日本縦断こころ旅


福江島.jpg

寒河江幹です。

2018年8月19日放送のディレクターズカットは 特別版で五島市の「大瀬崎灯台」です。
2011年に訪れたところです。

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【大瀬崎灯台】五島市福江島

上京して42年になります。28歳で妻と息子を伴い東京に就職しました。
故郷を離れる数日前、先輩2人が連れて行ってくれたのが大瀬崎灯台でした。
福江から砂利道を通ってくるまで2時間、下車してから30分やっと灯台にたどり着きました。
山も海もどこまでも碧く、東シナ海を臨む風景は例えようもないパノラマです。
水平線に沈む夕日は、五島列島ならではです。
先の戦争では輸送船で出兵する兵士が、祖国を見る最後の地として断崖の上に立つ灯台に向かい合掌したと聞いています。
退職後、36年ぶりに訪れました。2時間30分かかった行程は1時間に短縮されていました。
先輩2人はすでに他界しましたが、光達距離43.5q、200万カンテラの日本一明るい灯台は私のこころの中に「ずっと残したいふるさとの風景」です。




 「今は長崎港にいます」
桟橋に座ってお手紙を読みます。
地図を広げます。
福江という所はここです。
まずフェリーに乗り込みます。
正平さんチケットを持って座席を物色。
「座席表書いてありますよ」
なんと座ろうとしていたところがドンピシャ32Aでした。
福江島まで1時間25分の旅。
「今7:40 朝日だ」
にじんだ朝日です。
正平さん、夢の中でしばらく過ごすと到着。
今日は46qの行程です。
出発、まずなだらかな上り坂。
「地元のおばあさんが微笑みくれました」
郊外にはいります。
山の斜面を下ります。
「あ〜いいビーチだ」
香珠子ビーチで一休み。
でかい海の家があります。
岩場に立ちます。
「多分あの陸地の奥に行きます」
坂を下ります。
「水仙が咲いている」
風の音がします。
「箱根駅伝です」
また市街地に入り、富江港に着きました。
「17q地点」
「こんちは、飯食えますか?」
近くにあった食堂に入ります。
きびなごを食べます。
寒いのかストーブが点いています。
正平さんマスターにぼやきます。
「いただきます。うまい」
大きなイワシの天ぷら。
「もうちょっとでアジになります」
「うまいうまい。俺うまそうに食うだろ?よく言われる。だから女の人は飯つくって食わせよう食わせようとするんだな。ゲホゲホ。自分で言って咽てしまった」
再び出発。
鼻歌を歌います。
「♪見知らぬこの町 彷徨いくれば はるかな思い出 胸に甦る」
「来た〜」
上り坂です。
立ちこぎします。
「ハァハァハァ きつい」
「どっちが速いかというとこっちの方が速いと思って」
チャリオを降りて歩いています。
「今日は足が上がりません。どっかで女神が来ないか祈ってんだよな」
軽トラを発見。
犬がつながっています。
正平さん頭をなでてやると、なついてきます。
「なれなれしいんだよお前」
外の気配を察し父さんが顔を出します。
「お父さんものすごいお願いがあるんだけど」
「俺も病院通いで足が痛くてね」
正平さん事情を話し頼みます。
「そういう状況であるならば、1人乗せてやるよ」
「本当に助かったよ」
車の中で話します。
「でもいいとこだな」
「夕日がきれいだよ」
坂の上で下車。
おやじさんと固い握手。
「ルンルンルン元気出て来ちゃった。この次はフェラーリ探すぞ」
Bカメが山から下る正平さんをとらえます。
すごいスピードです。
牛の前で止まります。
「五島牛、四頭でも五頭」
「おいしそう」
といいながら頭を撫でてやります。
「牛は噛まないんだよ、豚は噛むぞ」
ハァハァハァ上り坂。
歩きます。
峠道です。
「助けてくれ〜足つった」
展望台の駐車場にチャリオを置きます。
展望デッキ、とうちゃこ。
ずっと先に灯台があります。
断崖の上に灯台があります。
日没10分前です。
灯台に向かいます。
最後の急な階段を上るとすでに日は暮れていました。
お手紙を読みますが暗くてよく見えません。
「灯台下暗し」
途中まででお手紙を読むのはやめてしまいました。


 



posted by 寒河江幹 at 00:00| Comment(0) | こころ旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする