寒河江幹です。
「ディレクターズカット」版です。今回のディレクターは菊地監督。
40日目の夕張市を選択しました。
正平さん、札幌駅前の木の下に座っています。
オレンジのダウンベスト、同じ色のちょっと短めのパンツ。
札幌駅を見ながら「僕が最初来た時100万も人口いなかったのに今では200万都市」
今日のお手紙です、と達筆な文字でびっしり書いてある便箋を見せます。
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【心の故郷】夕張市
かつて私は大夕張というとこで生まれ育った。当時は石炭産業全盛期で子供の数も多く炭鉱も栄え、長屋では人々の結びつきもよく素晴らしいところだった。図画の時間小高い神社に上って夕張岳を描いたことを今でも覚えている。盆踊りはグランドにある一本の大きな木の周りを幾重にも人の輪ができ踊っていた。その町や学校すべて今は、こころの中だけに残っている。
町がなくなった理由はダムができすべての町民は全国に散らばった。私は高校2年の時大夕張を後にした。
50を過ぎ夫と一緒に一度だけ訪ねたことがあった。かつての長屋の庭には水仙が芽を出しつぼみをつけていた。
ダムができると追いやられたがそのダムはいつできるのか知る由もない。
故郷は草が生い茂っているだけ。今でもこの美しい自然の中で育った日のことをいつまでも忘れることはないと思う。
時計は9:20を指しています。
「要するにタマエさんは、故郷にいられなくなったことにムカついているんだろうな」
地図を広げます。
大夕張ダムを見つけました。
JR清水沢駅まで輪行します。
「まだまだグリーンには乗れません」
カメラは大草原で草を食んでいる牛を映します。
列車の中でファンが正平さんとツーショット。
清水沢駅に着くとどこかのおばちゃんが正平さんに
「ここでよさこいあるって本当?」
と訊いてきました。
正平さんはわからないためそのおばちゃんは
「よさこいあるんだって?」
と駅員さんにも聞きましたが駅員さんもわかりません。
よくわからないまま駅前に出ると
「幸せの黄色いハンカチ」
っぽい街が広がっています。
出発。
まもなく夕張メロンのお店。
さっそく寄ります。
そこにいた犬の名も「メロン」です。
¥350のカットメロン、¥500のシナモンドーナツも一緒に買います。
「おいしい」
再び出発。
長い一本道を行くと
「音は夏だな。カエルからセミに替わっている」
炭鉱住宅跡がありました。
大きなトラックとすれ違いしばらく行くとトンネルに入ります。
トンネルの中で叫びます。
トンネルを抜けると大夕張ダムでした。
「でかいなけっこう」
建設中の方に問いかけると特別に下流に建設中のダムに案内してくれました。
「恐くていけないよ」
あと40mぐらい高くするそうです。
「4年後には完成見込みです」(*2015年に竣工しました)
再び走りだし、頭上高くできている道路下をくぐります。
「ここが水没したらあそこを通るんだな」
「あ〜ちょっとタンマ、あの山じゃないか?夕張岳」
古い橋が架かっています。
一本道をひたすら走ります。
「ストップ、痕跡はないの?」
工事現場の人に聞くと、古い地図があるとのこと。
「12番ゲート(を行くと学校跡がある)」
「アッそこ駅だったんだ」
地図には「昔の鹿島地区」と書いてあります。
地図には、バーや割烹やがありました。
昔の地図を確認し、12番ゲートから入り砂利道をチャリオを押しながら歩いて進みます。
昔の小学校跡地に着きました。
「グランドのでかい木があれだ」
モニュメントがあります。
「閉校記念碑平成22年」
大きな木の下で再びお手紙を読みます。
ここは水没しないようです。
正平さん木の下で再びお手紙を読みます。
「これで俺の旅は終わりました。ちょっと役者やってきます」
何やら草の中に分け入ります。
「タマエさんこんなところに少しだけの水仙あったよ」
3〜4株の水仙の花。
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