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2024年08月18日

火野正平とうちゃこ日記(766)2018年秋の旅 岩手 月曜版 BS日本縦断こころ旅


釜石市.jpg

寒河江幹です。

2018年秋の旅は、岩手県に入りました。

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【釜石大観音】釜石市

私のこころに描く行ってみたい場所は、岩手県釜石市にある釜石大観音です。
私は生まれも育ちも仕事も宮城で、岩手県山田町出身の主人と結婚するまで岩手県に行く機会がありませんでした。
何か月に1度主人の実家へ帰省する際に、車窓から見えるのが釜石大観音です。
宮城から山田町に車で向かうのに約4時間。
主人と運転を交代しながら走り続け、長時間の運転でだんだんおしりが痛くなってきた頃に見えてくるのが大観音です。
もともと海を見守るために建てられたようですが、帰省中の運転している時に大観音が見えてくると『長旅お疲れ様。おかえりなさい』と迎えてくれているような気がします。

山田町へ帰省するたびに「大観音にのぼって、そこから見える風景を見たい!」と思うのですが、いまだ叶わず。
岩手で限られた時間の中で仕事の疲れを取り、リフレッシュして宮城へ戻る際には『また宮城で頑張りなさい』と大観音が背中を押して励ましてくれているような気がしてなりません。
ありがたいことに昨年子どもにも恵まれ、子どもを連れて登るにはまだまだ先だなと思っています。




【展勝地】北上市

 私が10代の頃まで住んでいた北上市。
当時は公園も喫茶店もなく、若い人が出かけるのは展勝地でした。
もし、そういう施設があったとしても あの頃の私は展勝地に行っていたでしょう。
「さんご橋」を渡ると、ゆったりと流れる北上川に沿って 長い 桜並木が続きます。
桜並木が終わると、北上川と和賀川(わががわ)の合流する景色が見えます。
その頃は 川の水量がたっぷりあって、ここで眺める風景は とても素晴らしいものでした。
17歳の頃
男性の友人と二人、共に下駄履きで展勝地に向かいました。
お互いに恋心など全くなく、思春期の心のうちを語り合える大切な友達同士の二人でした。
話しをしながら、何時間も歩き続けて、そして眺めた風景でしたから、余計心に残っているのでしょう。
途中で私の下駄の鼻緒が 切れてしまい、その友人が腰に下げていた手ぬぐいを裂いてすげて くれました。
思い出は美化されるものなのでしょうか。
まるで 白黒の映画のシーンのように思い出されます。




【猊鼻渓】一関市

私のこころに残る風景は、一関市東山町にある日本百景の一つ猊鼻渓(げいびけい)です。
 わたしが高校3年の秋、2級下の女の子と貌鼻渓へ初デートをしました。摺沢駅から自転車で出かけました。そして、猊鼻渓でボートを借りて彼女を乗せ、意気揚々と上流の貌(獅子)岩を目指して漕ぎ出しました。途中までは流れも穏やかだったのでスイスイと漕ぎ、カッコ良さを彼女に見せることが出来ました。ところが終点の直前に少し流れの急な瀬があり、私のこぐボートは何度挑戦してもそこを渡りきれませんでした。眼の先には瀬を登り切った2般のボートがいるというのに・・・・
 仕方なく終点を変更して、近くの岩場に上ることにしました。先に上ったのはいいが、後から登る彼女に手も差し伸べませんでした。彼女の手を握る最初で、そして最後のチャンスをみすみす逃したのでした。
 正平さん、ぜひ私の初デートの道筋をたどって、私が、「幼いオス」の証明をしたのはこのあたりかな、などと想像して笑ってください。スタッフもいることですから、二人乗りボートではなく遊覧船に乗って。船頭の「貌鼻追分」を聞きながら・・・




【岩山パークランドへ向かう道】盛岡市

 私の心の風景は、盛岡市の岩山、そして岩山パークランドへ向かう道です。
 私の実家は青森県七戸町で当時は酪農を営んでおりました。家族でどこかへ出かけるということは殆ど無かったのですが、私が10歳ぐらいだったでしょうか、こどもの日にお隣の岩手県盛岡市の遊園地 岩山パークランドに連れて行くと珍しく父が言うのです。私と妹二人は大喜びでその日を心待ちにし、当日はお天気もよく、絶好の行楽日和でした。
 国道4号線をそのまま南下し、盛岡に近づくにつれて道路もますます混み合ってきました。渋滞など関係なく、後部座席で我々3姉妹は大はしゃぎ。やっと岩山パークランドの案内が見えてきて、姉妹3人とも顔を見合わせワクワクが止まりません。国道から左に入ると、パークランドへ続く坂道は、ますます渋滞。少しずつ進み、緑の木々の隙間から観覧車のカラフルな色が見えました。大きく目を見開き、「わあー!!よし、あと少し!!」ウンウンとうなずいたその瞬間、
「頭さきた(頭にきた)。わがね(だめだ)帰る!!」
 と渋滞にしびれを切らした父が、いきなりハンドルを切り返し、反対車線の下りの道を一気に降りていきました。我が家で言う「岩山Uターン事件」です。ゴール目前の出来事に何が起こったかもわからず、呆気にとられる母と3姉妹。こうなったらもう父は誰の声も入ってきません。怒り、悔しさ、何ともいえない感情になったことを覚えています。帰りの車内がどんな雰囲気だったかさえ記憶がありません。後に岩山パ―クランド行きは、3姉妹のために母が父に懇願し、実現したものだったこともわかり、母も同じくらい悔しかったに違いありません。

 社会人になり、何の縁か、知り合いも誰もいない盛岡が赴任先となりました。土地勘がなく、不動産会社に言われるがまま決めた住まいは、岩山のふもと周辺。地元出身の同僚に盛岡を案内してもらっている時に訪れたのが岩山。
 「ここなのか」 あの時は、長い道のりのせいか、高い山のような気がしていましたが、大人になって初めて行ってみると、小高い丘ぐらいに感じ、なんだか笑ってしまいます。

 その後、盛岡では主人と知り合い結婚。岩山はいつでも行ける場所になり、もう一度家族5人でリベンジと考えておりました。しかし、母ががんになり闘病生活が始まり、10年前に他界しました。いつでも行けたはずなのに実現できなかったことを悔やんでいます。後回しにせず、思い立った時に行動するのが一番ですね。

 今は主人の転勤で各地を転々とし、なかなか帰省できずにいますが、盛岡に帰り、岩山を見ると、天国から地獄のような、あのワンシーンが一気によみがえります。また青森の実家では事あるごとに岩山Uターン事件の話で盛り上がり、今ではだいぶ穏やかになった父も「死ぬまで言われるな」と苦笑いしています。私と盛岡を繋いだ岩山。正平さんに行っていただけたら嬉しいです。

 岩山展望台からみる、姿美しい岩手山と盛岡の景色もすてきです。四季、朝夕夜さまざまな表情を見せてくれます。




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posted by 寒河江幹 at 03:17| Comment(0) | こころ旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする