寒河江幹です。
2018年秋の旅、773日目は岩手県山田町です。
青い空、「おはようございます。いいお天気や、さわやかや」
真っ白のプルオーバーの長そでを着ています。
御蔵山から港を見下ろしています。「これは何湾というのだろう?」
「山田湾です」(監督)織笠漁港があります。
「久慈から南下してきたけど、ずーと筏があって、ずーと工事してた」
ベンチに座ってお手紙を読みます。
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【荒神様】山田町
私が正平さんに行ってほしいところは、岩手県山田町船越田之浜の荒神社〔あらがみしゃ〕 (地域では尊敬の念から、愛情を込めて荒神様〔あらがみさま〕と呼びます。)です。
私は今 盛岡に住んで8年目になります。
東日本大震災前までは山田町船越、田の浜地区に住んでいました。
震災で家、家財などすべてを失い、身体一つで女房と1か月間を陸中海岸青少年の家に避難し、その後 娘一家の住む盛岡にきて居を構え今日に至っています。
最初のころは、ふるさと山田に1か月或いは2か月に1回は帰省していましたが、今は年と共にその回数は減ってきています。
帰省してもなかなか行けないのが荒神様です。
船越半島船越湾の一端に位置していて、地域の漁業発展の守り神とされており、また海水浴場や夏のお祭り、更には私の二人の娘のお宮参りをしたこともある大切な場所であります。
震災前は正月の元朝参りからはじまって、日々の歩けのコース、夏にはつかの間の海水浴など、しょっちゅう行くことがありましたが、震災後は翌年に1度行ったきりで、以後は行く気持ちがわいてくれません。
震災に遭ってから海に近づくことに不安があり、その怖さから荒神様までの海岸線の道を通ることが難しく、山田に帰省しても荒神様にはなかなか足が向いてくれないのです。
そのうち自分も何とか気持ちを切り替えて荒神様に行ってみたいと思っていますが、まだここ数年は無理のようです。
今の荒神様のお社がどうなっているのか、周囲はどうなっているのか等々色々知りたいと思っています。
正平さん、荒神様の今をテレビで教えてくれませんか。
どうぞよろしくお願いいたします。
「69歳、俺とsame same」
地図を広げます。
「山田町山田湾、ここに英一郎湾いやいや船越湾」
「田之浜と書いてある近くです」(監督)
青い空の下出発。
新しい家が建築中の横を通ります。
左折します。
岩間魚店
「そこを右です」
道路が真新しいです。
山田中央薬局まえのグルメハウス「シンコ―」で昼食。
「カレードリアをください」
タバスコかけて、今日はむせました。
再び出発。
踏切で一時停止
「止まらなくていいの」
車の中からアドバイス。
横を見るとまだ工事中です。
左折、どこまでも上り坂、新しい道です。
「長」
今度は長い下り坂になりました。
海沿いの二車線の道路につきあたったところでいったん休憩。
正平さん、チャリオを離れ赤とんぼを追いかけます。
指を突き出しこの指、止まりました。
「ねぇ、赤とんぼの唄最近まで 追われてみた と思っていた。(背)負われてみた というのやっとわかった」
ふたたび赤とんぼが指に止まりました。
「結構休憩好きなトンボだこと」
「まーここも工事、あっちも工事、すげえな」
新築の家ばかり続きます。
左折して橋を渡ります。
遠くの橋脚を見て
「何をつくっているんだろ?」
横断歩道を渡ると、クジラ君がお出迎え
「船越家族旅行村」
入り口です。
真新しい道路が続きます。
「あんれまぁーこれ堤防の上の道だべ」
ぽつりと
「大変だったなぁ」
遠くに集合住宅が見えます。
家々すべてが新しくこういう復興した景色もうれしいものです。
「これが地図の半島だな」
半島に入ると子供たちの声がします。
「休憩にすべ」
下は学校でした。
運動会をやっているようです。
「遠投なんて競技あんだね。柳井がやったらあのネットぐらいまで行く?」
「いくと思います」
「(あの子供たちに交じって)やってきて」
再び出発。
「あっここは何の集落だ」
「あれ田之浜に入っている」
バス停が田の浜でした。
「すみません荒神様こちらにありますよね」
地元の方に聞きます。
丁寧に教えてくれました。
「津波で壊れましたか?」
「一つは壊れてもう一つは上の方(助かった)」
正平さんに
「カッコいいですね」
土手を降りると堤防がまたつくられています。
堤防をくぐると港に出ました。
そこでもう一度そこにいた方に聞きました。
「ここずーと行くと穴ポコあるよ」
水面がキラキラ光る海沿いを行きます。
荒神海水浴場、
「あったぞ」
とうちゃこ。
潮騒が耳に入ります。
「これ見て持っていかれた後だ」
鳥居か灯籠がそっくりと持っていかれたようです。
正平さん、荒神様に歩いていきます。
下の鳥居をくぐり階段を上がります。
「五十嵐さんの名代で来ました」
上がり切ると右に鎮魂の日がありました。
狛犬には平成27年の文字。
奥には無事だった荒神社。
海が見える階段の上に座ってお手紙を読みます」
「五十嵐さん、今はこうなっています。いずれと言っていたら70なんだからいつどうなるかわかんないよ。俺だって危ないんだから」
湾が映ります。
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