寒河江幹です。
2018年秋の旅、783日目は白河市です。
「おはようございます。白河というとこにいます。南湖というところにいるよ」
正平さん湖を眺めます。
「水鳥がいっぱいいます。いいとこだねこれ、立派な松だね。何を間違えたのか向こうに生えちゃった」
正平さん日当たりのよい丸太のベンチに座ってお手紙を読みます。
あんりまぁ、あまりにも達筆なためお手紙をカメラに向けて見せてくれました。
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【ビャッコイ(白虎葦)自生地】白河市
二年半前 自宅近くで行われた自然観察会に 当時小学二年生の息子と参加した際 フィールド観察の終わりに 明治時代に採取された貴重な植物標本を見ることができました
観察会の講師の先生の話では それはビャッコイといって明治時代に福島県で発見され、植物学者の牧野富太郎博士によって 会津藩の白虎隊にちなみ「ビャッコイ」と名付けられた水生植物なのだそうです
非常に珍しい植物で南半球の標高が高い地域と 北半球では白河市表郷にしか自生していないとのことでした
私と息子は自生している姿を見に行こうと約束し 観察会から大分経った十月のある日 妻と娘も加わって四人で白河市に向かいました
途中 南湖公園で昼の弁当を食べ 昼下がりになって表郷小学校近くのビャッコイ自生地を訪れました
風もない静かな秋の日で 木立の間からそそぐ光に湧き水がきらきらと輝いていました
その流れの中にビャッコイはかすかに揺れていました
この繊細な水草が 一説には氷河期を生き抜き 現在では地球上に点在して生き残っているのかと思うと 何となく不思議で まるで星空を眺めているかのような壮大な気持ちになりました
いつしか幼い子どもたちの将来のことを重ね合わせながらビャッコイを眺めていました
目立った花で人を魅了するわけでもない地味な水生植物ですが 湧水の流れの中に揺れるビャッコイの姿は 私にとって忘れることができない心の風景になりました
「なになに?水生植物と言ったら梅花藻・水バショウ、見てみたい」
地図を広げます。
「白河市ここです。南湖はここ」
「表郷の金山にあるそうです」
「あった、金山ここです」
出発。
「いってきま〜す」
まず表郷小学校を目指します。
「風が後ろからヒィー」
「こんな日もあるっちゃ」
風が背中を押してくれてらくちんそうです。
大きな道に出ました。
少し上り坂になります。
「ヨイショ、ヨイショ」
峠を越えると下り坂になりました。
Bカメが坂を降りる一行をとらえます。
「監督?今日いくつっていったっけ?」
「12ぐらいです」
「ゆっくり行こう。ギョーザ・ラーメン、ここだ」
民家のようなお店
「来々軒」
「俺はこういう所はですね、カレーライスですね」
久しぶりのカレーです。
「懐かしい味です」
「ソースある?」
とんかつソースをかけます。
「うん、やはりソースですね」
帰り際おかみさんに
「ビャッコイってみたことある?」
と質問しました。
「きれいなお水に咲くんですけど」
「天然の珍しい花ということで」
「こんなところまで来ていただけると思いませんでした。サインください」
ということでサインしてあげます。
田園地帯をゆっくり走っています。
Cカメが少し高いところから通り過ぎる一行を映します。
細い道になりました。
正平さん急に止まります。
バックして標識を見ます。
「谷中ノ湯」
と書いてあります。
それも古いタバコの自動販売機を利用しています。
「これ、だれ買いまんの?」
「一服しよう」
ということで中に入ります。
庭ではおじいさんが庭の手入れをしていました。
正平さんの登場に手入れの手を休め
「毎日見てます」
と脚立から降りてきてくれました。
正平さんお湯のことを聞きます。
「効能がすごいんですね。蜂に刺されても30秒で効きます」
「匂いあるの?」
「鉄の腐った匂いですね」
お爺さん湯の方に案内してくれますが、廃棄物がいろいろあります。
「震災で崩れたままで」
今はお風呂に入れない状態のようです。
「こんなとこにこんなのあるの面白いよ」
住宅街のワインディングロードを道なりにすすみます。
ゆっくりUターンします。
パトカーがある民家の前に止まっています。
「事件か?」
警察官がそこの方と話しています。
正平さんがしげしげとみているものだから
「あれっ火野正平さん」
とおひとりがやってきてくれました。
「表郷小学校はどこ?」
「信号から200mのところ、まっすぐ行くと右がおでん屋、そこを左」
握手
「お取込み中失礼しました」
「289(号線)あったぞ」
信号を直線。
「中学校はありましたね」
「ワン」
と犬が吠えます。
おでん屋がありました。
左折します。
「まだめっかんない」
木琴のBGM。
「あっあの横断歩道、あった」
表郷小学校です。
そこに、ビャッコイ自生地の説明文がありました。
裏に回ります。
「これ右に行くんでないの?」
「これだな、あっそうだ」
杉林の中に小さな小さな流水の川がありました。
薄暗い林の中に分け入ります。
祠に
「こんちわっす」
とあいさつし湧水地に来ました。
「花は見えない、これがビャッコイ」
十分な水が湧き出ています。
「花、終わったんだね」
*8〜9月にかけて咲くそうです。
「結構な水量だよね」
「え〜これが貴重なあれですか」
正平さん見とれています。
杉は高く高くそびえています。
池のそばに座って再びお手紙を読みます。
「お花に間に合わなかった。こんなところでも水が湧いて生まれてる。氷河期からってどうやって命繋いで生きているのか不思議だよね」
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