寒河江幹です。
2018年秋の旅、784日目は大田原市です。
芦野御殿山、手を振って正平さん登場。。
「おはよう。那須町の芦野というところにいます。那須の連峰がきれいに見える。真ん中のポコッとしたのが茶臼岳だって」
木のベンチに座ってお手紙を読みます。
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【黒羽向町 那珂川】大田原市
大田原市K羽向町(旧川西町)は私が小学六年まで過ごしたなつかしい故郷です。でも高齢になった今では両親の墓参りにも仲々行けなくなってしまいました。
水のK羽 早瀬に醒めて
寝るに寝られぬ・・・・・・
「K羽小唄」をクラスメートのお父上(花月旅館)の若主人が吹き込んだレコードを聴いて育った私は この那珂川の清流で毎年夏に眞Kになって川遊びしたことを思い出します。
勿論、六月、鮎解禁ともなれば 川面のそこここに無心に竿を垂れた菅笠の釣り人の印象も、町の上流の高岩神社奥の景勝地も目に鮮やかですが、私達子供には那珂川は一番の遊び場でした。
男の子も女の子の私も泳ぐこと(立ち泳ぎ、寝泳ぎ、その他、いろいろ) 又、冷えた体で砂場に寝ころんだり、砂玉を作って互いに硬さを競ったり (砂玉を落とし どちらが崩れるか)楽しい遊びでした。
何故か小さな鼻の頭が真先に灼けて皮がむけるのです。勿論、背中もヒリヒリ●●●●と赤く灼けて痛くなり、次にKくなって薄い白い皮がむけるのです。ひと夏に一回では済まない位でした。
私達 小学生時代は東のK羽町の土堤側に川は流れていて 川西町側は広い河原と砂地がありました。
河原ではきれいな白い小石を拾ったり 母子草(?)や名も知らぬ小さな高山植物のような可憐な草花も咲いていました。
又、橋の下の橋脚は格好の脱衣、着衣の場所で 涼しい川風もありました。
川遊び後は 味噌をまぶした熱いじゃがいも●●●●●が小さなお腹を満たしてくれました。そして、毎日のような雷の来襲を蚊帳の中で稲光りや雷鳴におびえているうちに 嘘のように強い雨は止んで、涼風と夕日の心地よい夕暮れでした。
もうかえらない楽しい夏の日々でした。
あれから あの那珂川は どうなっているのでせう。
それからもう一つの思い出は 高台にあった川西町尋常小学校。
冬の朝、友達と一面白く大きな霜柱をサクサクと踏みながらの登校、帰りはどろんこの校庭でした。
毎日、長靴での登校でした。
「91歳、だから『〜でせう』か」
今日の正平さん、ハートマークのキャップに濃いカーキ色のプルオーバー、黒っぽいパンツと全体的にモノトーン。
出発。
黒羽向野まで20q。
「邪魔してごめんな」
猫が逃げていきます。
日向ぼっこをしていたのでしょう。
川を渡って木の生い茂った山に入ります。
山を下って、山裾に出てきました。
「あれっ?まっすぐ行っちゃったよ」
Bカメクルーの声が入っています。
「アッ戻ります」(監督)
戻って右折します。
「Bカメ、おいおいおいって思ったかな?」
やっとBカメも通り過ぎる一行を撮ることができました。
正平さん余裕でBカメの方に顔を向けます。
「茄子の畑を囲ってあるのはなんでかな?」
「風よけ?いい茄子ありまっせ」
正平さんチャリオを降りて茄子の畑に行きます。
むらさきの茄子の花が咲いています。
「那須の茄子だな」
近くに地蔵さんがありました。
6体並んでいます。
「ちょっと横一列になってもらえますか?」
監督がクルー6人に指示をします。
編集で地蔵とオーバーラップさせるようです。
「しまりがないなぁ」
田舎道を通っているのを上からCカメがとらえます。
「くらしの館、これですか?」
立派なかやぶき屋根の民家風のお店。
お昼にします。
交渉に行きますが店長が不在のためしばらく外で待機。
「あ〜正平さんだ」
店内のお客も気づきました。
外では
「難しいこと言う店長じゃねえから大丈夫だよ」
と握手を求める同い年のおじさん。
「正平さん、えー」
と握手を求めようとするおばさんを
「握手は若い人しかしないから」
と止める友人。
「昔は若かったわよ」
と残念がるおばさん。
許可が出て中に入りました。
冷たいおろしそばを注文します。
窓辺のテーブルです。
するとそこのすぐ外は、喫煙所になっていたのでしょう。
カッコいい女性ライダーがタバコを吸っています。
「なにで来たんですか?」
「今日はちょっとバイクで」
視線を移すと黄色のストライプの入った大型バイク。
「タバコ吸うなんてこの不良が」
その女性は笑って去っていきました。
「カッコいいなぁ、後ろ乗せて」
おろしそばが来ました。
「うまい、とってもおいしい、歯ごたえよろし」
完食。
「ずいぶんハウスがあるな、何つくってんだ?」
川のそばで休憩。
「鵜もいる。おさかなポイントなんだなここは」
多くのシラサギが舞い上がります。
「あ〜那珂川だ」
「カエルの置物を右に」
右折すると右手に白い建物(川西小学校)が見えます。
泥んこで帰った坂は今はアスファルトに替わっていてロープが張ってあって進入禁止。
ぐるっと回って校門から中を撮影していると
「こっちおいで」
と先生が呼んでいます。
「あーこんにちは」
先生は正平さんとわかりました。
「卒業生かと思いました」
「卒業生からの手紙で」
「どちらの方ですか?」
「今は91歳だそうです」
去り際
「この年になってこっちおいでと呼ばれたのは初めてだ」
「昭さん、校庭はこんなだよ」
今度は高岩神社に向かいます。
住宅街の側溝にはきれいな水が流れています。
「これを見せたくってこっちの道に来たんだよ、僕は」
高岩神社に着きました。
こんもりと茂った神社で、正平さんはチャリオを降りて歩いて奥に行きます。
川に出ました。
「昭さん、今はこんなふうになってマンネン」
河原には大きな石がごろごろ転がっています。
水の流れは今日は穏やかです。
枯葉が風て落ちます。
花月旅館に向かいました。
古い家並みが続きます。
文化財のような旧宅が足利銀行 黒羽支店 現役で営業中でした。
その隣の西海というお店の看板には「☎172」
花月旅館は、現在ホテルリバーサイドに替わっていました。
「時代は変わるもんだな」
正平さんはホテルの横を抜け河川敷に出ました。
那珂川は石がゴロゴロした中洲がありましたが砂地の河原はありません。
鉄橋の下に向かいます。
「水がきれいだな那珂川」
とうちゃこ。
護岸の階段状のところに座ってお手紙を読みます。
「昭さん、なんとか放映まで生き延びてください。さいなら〜」
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