
寒河江幹です。
2013 春の旅 滋賀県 蔵出しスペシャルです。
蔵出しスペシャルは、本編では紹介されなかった場面を切り取ってお届けします。
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【オランダ堰堤】大津市
私のこころの風景は、小6の夏でのオランダ堰堤(えんてい)での水遊びです。
喧嘩ばかりしていた母が、父とともに本当に楽しそうに笑い妹と4人で、一つになった笑顔。
セミや鳥の声が溶け入る清流の水は冷たく、堰堤の下は浅く見えますが、当時は背が立たないほどでした。
おにぎりを食べて川を探検。
少し下流で見つけた川底に空いた四角い穴に
「お風呂やお風呂や」
という妹。
足だけでしたが、家族4人で初めて入る“家族風呂”、最初で最後の“露天風呂”でした。
電車に乗ると、あるポスターが目に留まりました。
役所広司の缶コーヒーのポスターです。
「いつとったんだろこれ」
よく自分を役所広司と間違えます。
子どもが照れてはにかんでいます。
やっと左手で握手してくれました。
バイバイ。
空いた席にJRのロケ担当者を呼びますが来ません。
草津駅前を出発。
「お天気よし」
田んぼ道に入ります。
うららかな春の陽気の中を、口笛とギターバージョンのBGMに乗せて軽快に走ります。
オランダ堰堤400mの看板がありました。
歩いていきました。
とうちゃこ。
バーベキューをやっている家族がいました。
お手紙のように、兄と妹と一緒に水の中に入っています。
「魚採ったか?」
「おらん、カニに食われてる」
と云って採ったカニが入っている缶を見せてくれました。
本当に魚が食べられているところでした。
【旧沖島小学校から見た琵琶湖の風景】近江八幡市
私のこころの風景は、25年ほど前教員として小学校に勤務していた頃、近江八幡市にある琵琶湖の沖島へ、ボートに乗り、子供たちと訪れた時の風景です。
当時島の小学校は高台にあり、古い木造校舎で十人余りの子供たちが勉強していました。
湖は静かで穏やか。湖面を走るさわやかな風を受けながら食べたお弁当は別格でした。
温かい人たちゆっくりとした島の暮らしぶりは私のこころを大きく揺さぶりました。
いきなりツインピアノのBGMです。
「うるさい鳥や」
鳥の鳴き声がとどろきます。
「この鳥の鳴き声は、霞ヶ浦で撮れなかったやつやな」
堀切港から船で沖島へ。
船長が
「昔は850、今は300」
と島民の数を言います。
正平さんは
「琵琶湖は地下で日本海と通じとんのや」
とかわけのわからん事を言っています。
沖の島に着くと、琵琶湖を映し対岸の比叡連峰を映します。
きれいな水です。
島を歩きました。
むかし小学校があったとされる階段を登ります。
すでに小学校は跡形もなく草が生い茂っているだけです。
カメラはパンし、再びその高台から見える琵琶湖を映しました。
【知内浜】高島市
私が子どもの頃、父の田舎である知内浜に遊びに行きました。
小さな魚を捕って遊んでいた父と母の姿の向こうに竹生島が見えました。
その姿が、
「ひょっこりひょうたん島」
に似ていて
「こんなとこに流れてきてたんだ」
ってワクワクしながら見ていました。
「めし」
「ハ〜イ」
「あっ竹生(ちくぶ)島にいくやつだ」
目の前の船が出発しました。
鯖寿司1000円のポスターを見て、
「鯖寿司くってわけよう」
とのたまわっています。
店に入ると女将さんが大感激。
「夢みたい」
鯖寿司が来ました。
「これは琵琶湖のサバに間違いない」
前回から変なことばかり言っています。
息子さんがサインを求めますが、封筒の裏側。
「役者落ちぶれたわ」
と嘆きました。
マキノ町に入りました。
「わ〜れは海の子」
と歌い始めたので
「われは海の子」
なのかなと聞いていましたが、どうも歌詞と曲調が違います。
波が静かに打ち寄せています。
【伊吹小学校浦の土手から見る伊吹山】米原市
私のこころの風景は、米原市伊吹小学校裏の土手から見る伊吹山です。
滋賀県北部で生まれ育った私は、いつも伊吹山を見て学校に行き・帰り・職場に通勤し過ごしてきました。
縁があり伊吹山のふもとで暮らすことになりました。
子どもが小学校入学の前年、運動会にお邪魔すると校内を散策し始めました。
「お母さんこっちやで!!」
と、急こう配の土手をずんずん登っていきます。
登り切るとそこは今まで見たことがない大きな伊吹山がありました。
雄大な伊吹山をこんなに近くに見て、私はこんな素敵なところに暮らせているのだなと改めて思いました。
田んぼを渡る風の中をマイペースで進みます。
カラスが田の中で何か捕まえています。
中山道の醒井宿(さかがいしゅく)を訪れました。
梅花藻の花が咲いています。
水の流れを追っていると明らかに家の中に水が入っています。
興味があったので尋ねてみました。
「家の中に水が入っていますよね?」
と聞くと家主が
「どうぞ」
と招じ入れてくれました。
中に入るとそれは生けすとして利用していました。
コーヒー100円。
「わしがおごってやる」
とスタッフに呼びかけます。
水槽には“ハリヨ”がいます。
正平さんは見逃しません。
これがオスです。
「オスは卵を守るんです」
と説明されると
「おれも守っている」
とやり返しました。
ハーハ、ゆるい坂を上がっています。
「ついに最後のギア、もうないぞ」
と止まったところが伊吹小学校でした。
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