寒河江幹です。
胆振大震災の影響で、2018年秋の旅4日目は中止となり2013年秋の旅の特別版を放送しました。
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【士別市 上士別町21線】士別市
私の故郷は北海道の真ん中少し北の小さな町です。
士別市上士別町21線。ここに両親が50年間暮らし、私と姉が育った紅い三角屋根の家がありました。
短大から札幌の生活になった私は友人から「21線の“線”って何?」とからかわれたものです。
家の向かいは実心寺というお寺さん。そばに防風林があり田んぼに囲まれてすぐそばまで山が迫っています。
国道沿いだったので家の入口にバス停が立っていて、夏になると台所の窓から畑の野菜のなり具合を見て夕飯の献立を決めたものです。
父が病を患い3年前に札幌に引っ越してきました。
赤い屋根の家は2年前に取り壊されたと聞きました。
先日、私が故郷の土地に同じ三角屋根の家を建てた夢を見ました。
「ここに家を建てられるなんて思わなかった」と言っているところで目が覚めました。
抜海駅から乗り込みます。
車内で弁当を並べます。
海のななつぼし・カニ・稚内弁当 etc
じゃんけんをします。
正平さん、まず負け組になります。
結局カニ弁当になりました。
士別駅前のロータリーが写されます。
雨です。
「これからどうしようか相談します」
結局、その日のロケは中止になりました。
翌日、強風の中、畑の中をフーフー言いながら走る正平さんの姿がありました。
「俺、昨日の雨の中の方がよかったみたい」
珍しくジーンズをはいています。
「12線停留所が手掛かり」
まっすぐな道を、停留所を見ながら進みます。
「20」の停留所がありました。
次です。
「OH my GOD ! 」
次の停留場は「22」でした。
そこでハタと21はないのに気づきました。
道を戻ります。
実心寺、を思い出しました。
「すっかり忘れていました。なぜなら手紙を読んだのが昨日だから」
写真と場所を見比べます。
「ここに決定」
【砂川市を流れる石狩川の左岸堤防から見た風景】砂川市
私たち家族は空知郡砂川町に住んでいましたが、昭和26年私が6歳のとき父が他界したために富山の母の実家に預けられることになりました。
旅立ちの前日、私は石狩川の堤防に座ってぼんやり川を眺めていました。
母と別れるさびしさ、友達と別れる悲しさ、見知らぬ土地への不安。
川を見ながらいつしか涙がこみあげてきて、茫漠とした対岸の景色がかすんで見えなくなり、心配して探しに来た母の顔を見た時には嗚咽になりました。
私の気持ちを察したのか、母は何も言わず手をつないでくれました。
しゃくりあげながら拳で涙をぬぐって振り返った私の眼に、川面のきらめきがいつの間にか夕日を受けて黄金色の変わっていたのが見えました。
60年余りも経ち、ずいぶん川の風景も変わったことと思います。
正平さん、まだ士別駅で駅そばを食べています。
場面は変わり、石狩川を目指して走っています。
長い橋にたどり着きました。
文句も言わず橋を渡っています。
止まりました。
河川敷を見て
「昨日の雨だね。木が埋まっています」
お手紙の場所は治水工事で姿を変えてしまっていました。
土手は、赤いブロックが敷き詰められたの石畳道路でサイクリングロードになっています。
ある場所で止まりました。
山の稜線を見ます。
左岸堤防。
川面の夕陽を見てみました。
曇っていて夕日は見えません。
「監督のせいで夕日は見えません。この監督さん、夕日が出たためしがありません」
👇 ちょっとブレイク ⇒ 林家ぺー余談ですけど
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