火野正平とうちゃこ日記（467）2016年秋の旅 山口 平生町 BS日本縦断こころ旅

寒河江幹です。

2016秋の旅、582日目　平生町への旅です。
「ポッポー、さぁ皆さん乗ってくれ、土管の汽車だよ」
岩国市のやま公園にいます。
土管の横に座ってお手紙を読みます。

ちょっとブレイク　⇒　林家ぺー余談ですけど

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【平生町佐賀にある防波堤とはくとり稲荷神社】平生町

昨年の4月に祖父が87歳でこの世を去りました。
祖父との思い出は、戦争の体験話や国鉄で働いていた話などを聴くことです。
子どもの頃は話を聞いた後貰えるお菓子や、お小遣い目当てで聞いていました。
なくなって数日後母はぽつりと「祖父は自転車の後ろにあなたを乗せてよく出かけていた」と言いました。
その場所が平生町佐賀にある防波堤とはくとり稲荷神社でした。
釣りが好きだった祖父のことです、はくとり稲荷神社で大漁を祈願し釣りに出かけていたのでしょう。
祖父との自転車の旅の記憶は甦ることはありませんが、はくとり神社で海をながめたり防波堤で釣りをしている親子や家族連れを見ていると祖父の顔が思い浮かんできて、祖父の話をもう一度聞きたくなります。

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地図を広げます。
田布施町発見、その下に平生町も発見。
JR山陽本線で田布施まで輪行。
岩国の駅は工事中でした。
いつも通り先頭車両に乗り込みます。
車窓にはレンコン畑が続きます。
「以前行ったのこの辺り？」（＊2012年秋の旅）
レンコンの収穫真っ最中です。
「周防大島」（＊2015年秋の旅）
いろいろ訪れた場所が見えてきました。
田布施駅前を出発。
田布施川に沿って進みます。
「わ〜鳥がいっぱいいる」
「ね〜こういう鳥たちは何してんの？」

「腹減った」
内陸の道路をすすんでいます。
「あれっ？平生町にはいったぞ」
平生町角浜交差点です。
薬「ウォンツ」の大きな看板を抜けると
「発見、かつ丼・定食」
ひろみ食堂で昼食を。
奥のテーブルでかつ丼を注文。
ほおばるとニコニコです。
いってらっしゃいとおばあ様方に見送られて再出発。
住宅地を通っていくと海沿いの大きな通りに出ました。
平生港を通り過ぎると緩いカーブを曲がった先にキラキラとかがやく海と島が見渡せました。
「はくとり神社」の大きな看板を前に小休憩。
ゆるい上り坂の頂点に神社はありました。
歩いて鳥居をくぐり境内に行くとお祓いを済ませた夫婦が出て来ました。
踵を返し鳥居の横の平地から海を臨みます。
防波堤を探し、別の神社の参道を通り過ぎると
「あれやな」
と釣りをしている人がいる防波堤に向かいます。
風の音がします。
チャリオを置いて少し歩いて防波堤を背にしてはくとり神社に向いて再びお手紙を読みます。

対岸では子どもたちが3人釣りをしています。
子どもたちの声がします。
ラストは再びはくとり神社から海の景色を映します。

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